2015年03月30日

さらばサバーバン

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長年乗り続けてきた愛車、CHEVROLET SUBURBAN。
訳あってサヨナラとなった。

1年ほど前から不調であったエアコンが、完全に逝ってしまった。更に水周りにも不安要素を抱えており、合わせて修理代に30万円以上かかると宣告された。できれば乗り続けたかったが、熟考の結果やむなく手放す決意をした。8年間で14万kmを走行した事になる。
米国から中古並行で輸入された車で、総走行距離は25万kmを軽く超えている。頑丈なアメ車とはいえ、今後あちこち修理が必要になってくるだろう。ここで30万円以上かけて修理してしまうとこの先、更に重大な故障が起きた場合、きっと勿体なくて手放せなくなる。ひたすら修理にお金をつぎ込む、蟻地獄にはまってしまいそうな予感がした。セカンドカーならそれもアリだが、日常の足として使えないのは困る。
今どき3〜40万円あれば、程度はさておき十分な中古車が買えるだろう。そう思うと、そろそろサヨナラの時期なのかなと思えた。

とにかくこの車、海にも山にも、燃費以外は最強であった。
横乗りバカを十分に満足させる使い勝手と、独特の雰囲気を備えていた。古き良き時代のアメ車を感じさせてくれると同時に、2000年モデル以降、日本製部品を多用し信頼性を高めた、現代的な面とのバランスが上手くマッチした車だったと思う。
スノーボードには抜群に使い勝手が良かった。特に雪道は4WDと3tを超える車重のおかげで、しっかりと雪を踏みしめグングン進み、どんな雪深いシチュエーションでも、怖い思いをする事は無かった。遠方のゲレンデへのロングドライブは最も得意とするところだ。
サーフィンではサーフボードを積みっぱなし派の私にとって、ラゲッジスペースの広さ(長さ)は何にも代え難いスペックであった。ショートボード6本を積んでいても、セカンドシートを倒さずにラゲッジで足を伸ばして寝られるのだ。だが海岸に降りる道は細い道が多いため、この車格が邪魔になる事もしばしばであったが・・・
最大のウリはサバーバンの代名詞とも言える、観音開きのバックドアを備えた最後のモデルであった点。サーフボードやスノーボードなどの長尺物を持ったまま開閉するには最適で、重宝したものだ。

F1並と思っている人もいるようだが、燃費は人が想像するほど悪くはなかった。経年劣化で手放す頃は随分落ちてしまったが、エンジンや点火系、タイヤなど条件が整っていた頃で、街乗りリッター5〜6km、高速10〜11kmをマークした頃もあった。今どきのエコカーとは比べるにも値しないが、一昔前の3000ccクラスの日本車とそう大差ないかも知れない。

購入し、メンテナンスを依頼していたカーショップの主人には「この手の車をこれだけ長く乗る人は珍しい」と言われていた。車事情の悪い日本では、買ってみたものの、その大きさを持て余し、2年ほどで乗り換えてしまう人がほとんどなのだという。
米国のように安価な部品が市場に潤沢に出回り、手頃な作業工賃で部品交換ができたならば、私は買い換えを考え無かっただろう。エコを語るような車ではないのだが、修理し長く乗れる社会環境を構築するのも、それもある意味エコであるようにも思う。生産から13年を経過した車に重課税を課すような国に、そのような文化は根付かないだろうが・・・

すでに私の乗っていたSUBURBANは、関東圏に在住の方に売却され、整備を受けた後、新たな環境で活躍しているという。
長い間ご苦労様、そしてありがとう。新しいご主人様に少しでも永く、可愛がってもらえる事を祈って。


posted by hide at 12:17| マイライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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