2014年12月21日

HOLDENのJACKET入荷!

EDISON2.jpg

もうクリスマスが目の前という時期になって、holdenのジャケットが入荷した。
あまりにも入荷時期が遅く、注文していたジャケットの半分はキャンセルしてしまったため、入荷はEDISON JACKET(3色入荷)の1種類のみとなっている。どこよりも安く、超破格値で販売する予定である。是非!

EDISON3.jpg入荷したEDISON JACKETを手に取ると、値段と比較して圧倒的な仕上がりの良さを感じずにはいられない。
当然の事だが、スノーウエアとしての装備は非常に充実している。使い心地のよいリストゲーターにベルクロクロージャーの袖。滑り止めのついたパウダーガード(プリント柄はインドネシアの風景のイラスト。インドネシアに工場が移転した記念?)、背中を温めるフリースライナー、10kの耐水圧、60gのインサレーション等々。生地の素材も耐久性がありそうで好感が持てる。

スノーウエアなのだから、機能は充実していて当たり前なのだが、私が感心するのは街着のアパレルのように、細かい場所まで気を遣って仕上げられている点。フードやポケット、パッチなど、このジャケットはブロック毎に使用素材が異なっている。背中とフロントのキルトにしても、単純な直線縫いにせず、デザインされた模様で構成されていたり。普通この定価設定なら、もっと効率的なデザインと素材選びが定石だろう。
EDISON4.jpgholdenのウエアは毎年入荷が遅い。昨シーズンもジャケット類が12月半ば過ぎても入荷しなかったため、全てキャンセルした経緯がある。
これは私の想像なのだが、多分この会社は経営陣よりも、デザイナーの力が大きいのでは?と思わざる得ない。納期やコストを省みず、頭に描いた理想を追い求めている節がある。彼らはきっとこう思っているハズだ。自分達はこんなに良い物を作っているのだから、少しくらい待てよ。待てないなら買わなくていいよ、と。

「凝るのもたいがいにしろよ」と言いたい。毎年この時期にしか商品が入ってこないのは、商売的にはかなり手痛い。売る側としては、好きなブランドが売れ残るのは見たくないものなのだ。
しかし一般ユーザーにとっては、メーカー渾身の製品が安く手に入れられるのは嬉しい事だろう。値段以上の価値は十分にあると思う。お正月休みにはまだ間に合うだろう。是非この機会に!!

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2014年12月11日

TECHNINE入荷! こんなのもアリ!

T9-WORKJKT.jpg

今期は仕入れのトラブルの連続。精神的にかなり参っている。しかし泣き言を言っても始まらないし、冬はあっという間に過ぎ去ってしまう。頑張らなくては・・・

さて、この時期になってようやくTECHNINE(以後T9)のウエアが昨日入荷した。本当にこの時期になって・・だ。
現在大急ぎで画像の準備を進めている。整い次第UPするので、もう数日待っていただきたい。
T9のウエアは仙台を中心とした、東北地方で人気が高い印象がある。特にライダーのブラッドショウの人気がブレイクしてからは、注目度が高い。ブラッドショウのウエアの契約は、同じグルーブ会社のTHIRTYTWO(以後32)である事から、当初はそちらに多くの人が流れるかなと思っていた。しかし32のウエアのデザインがいまいちな事もあり、T9が着実に人気を伸ばしているように思う。

今期入荷はこれまでのファットなラインナップに加え、細身のラインのものも仕入れてみた。画像のものがそれだが、ピタピタに着るよりも、オーバーサイズをゆったり着る感じが、ブランドイメージからしても格好いいと思う。T9-WORKJKT2.jpg画像ではジャケットMサイズ、パンツをLサイズで撮影したもの(170cm 57kg)。上下共にもうワンサイズ大きくても大丈夫かも?という感じ、厚めのケツパットを履いて撮影しているので、そうしたアイテムを使用をする人には参考にしてみて欲しい。
T9というと、もっとファットなB系スタイルが一般的だと思うが、実際着てみるとなかなか格好いい。これはアリだなと、心からそう思った。個人的に着てもいいな、と。
WORK JACKET
CAMO、INDIGO RAW、BLACK FLANNELの3色
M〜XL入荷
SLIMISH DENIM PANT
CAMO、INDIGO FADE、BLACK FADEの3色
M〜XL入荷
特にSLIMISH PANTのINDIGO FADEとBLACK FADEは、これまで見たフェイクデニムの中では最もリアルデニムに迫る完成度。色落ちの具合や生地のリアルさはホント、実物を見ていただきたい。DENIM PANTとなっているが、CAMOカラーはデニム素材ではない。

従来からのゆったりとしたシルエットは以下の通り入荷。
THROWBACK-RED.jpg
GRIDRON JACKET
KHAKI/BURGUNDYの1色
L〜2XL
THROWBACK JACKET
NAVY/WHITE、RED/CHACOALの2色
L〜2XL
CHINO PANT
RED、CAMO、KHAKIの3色
L〜2XL
UTILITY PANT
BURGUNDY、OLIVEの2色
L〜2XL
RIMG0177.jpg

とりいそぎご報告まで。

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2014年11月02日

猫の手は借りない! L1 その他入荷!

STOOGE3.jpg

猫の手も借りたいほど忙しい。
一体誰がこの言葉を使い始めたのかは知らないが、最初に言い始めた人は、絶対にネコを飼っていなかったろうとつくづく思う。うちのネコは人が忙しい時に限って、仕事の邪魔をする。きっとかまって欲しいのろう。これまで飼ってきた歴代のネコ達に共通する行動だ。
仮に猫の手でも借りようものなら、ウエアのドローコードなどにジャレついて、ボロボロになる事は必至。ネコは忙しい時に限って余計に仕事を増やす、邪魔者なのだ。だから忙しい時はこう思う。お願いだから静かに寝てて、と。

さて、それでは手短に入荷状況をお知らせしよう。
BATALEONとJONESが今週水曜に入荷。すでにUPは完了しているので、気になる方はチェックを。
JONESのオススメはAVIATOR。正直、HOVERCRAFT以外のモデルを仕入れる事に躊躇していたのだが、実際AVIATORを手に取ってみると、私の心配は杞憂に過ぎなかったと安堵した。ビッグマウンテンで乗るイメージを持っていたため、檜の板のようなボードを想像してしまっていたのだ。だが思ったよりしなやかで、反発もしっかりとある良い感じの手触り。中・上級者がパークからフリーまで様々な用途に使うことができる、オールマイティーな1本だろう。
HOVERCRAFT156のみ、まだ未入荷のため、入荷し次第のUPとなる。

BATALEONのオススメはBOSS。まぁオススメと言っても、今期はBATALEONの板のグラフィックは微妙なモデルが多く、仕入れ段階でかなり絞ったため、仕入れたモデルは全てオススメではある。
BOSSはバタレオンのトップセラーモデル、EVILのバージョンUP版。これまでの十年を支えてきたモデルがEVILだとすると、これからの十年を支えていくのはきっと、BOSSとなる事だろう。

L1とHOWLも入荷。
ESSEX3.jpgL1のオススメはESSEX PARKA。このジャケットはとにかく軽くしなやなのが特徴。60gの薄い中綿入りのジャケットだが、柔らかい高級布団のような触り心地。少し長めの丈で、後ろがスワローテールっぽくなっており、スキニーパンツとの相性は抜群。価格は高いが、きっと満足していただけるだろうと思う。

今期からSKINNY DENIMに加わった、WAXED DENIMもオススメ。WAX加工が施されており、ブラックデニムがしっとりとしたマットな仕上がりに。ウォッシュモデルとはまた違った、新たなSKINNY DENIMの魅力が感じられる。

例年よりも入荷が遅れており、他のブランドもこれから。天然雪でのゲレンデのオープンはまだまだ先だろう。冬支度に間に合うよう、1日でも早くUPしたいと思う。
さて、猫が寝てる間に仕事仕事。

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2014年10月13日

14/15モデル入荷開始!


例年に比べるといささか遅い感じがするが、いよいよ14/15シーズンのスノーギアが今週から入荷する。

ウエアやハードギアといったカテゴリーの中でも、出荷時期の早いブランドは毎年決まっており、遅いブランドは毎年遅い。早いブランドは折り目正しく、きちっとした仕事をするし、遅いブランドは何事においてもルーズだと思っていただいて間違いないだろう。しかしそれはブランドの価値とは無関係な話で、多少ルーズな方が横ノリ系としては格好いいのかも知れない。ただ仕事相手としては、きちっとした仕事をしてもらえる相手の方が、遙かにつき合いやすいのだが。

まずは今週CAPITA、UNION、VOLCOM、CELTEKなどが先陣を切って入荷する(オーダーしたものが一度で全部入る訳では無い)。

CAPITAは以前のブログでも書いたように(こちら)、昨年よりスノーボードの人気シェイプが、ロッカー系からキャンバー系へと激変した事を受け、キャンバー系モデルを中心にビックアップ。DOA、OUTSIDER、NASなどに力を入れてみた。

UNIONはミドルレンジから下のモデルが中心。上位モデルはカーボン素材を使用したモデルが多く、硬そうで触手が動かなかった。当店ではCONTACT PRO、CONTACT、FLITE PRO、FLITEなどが入荷。
TOPの画像はCAPITAとのコラボモデルで、レイトモデルとなる。FORCEがベースとなっており、ハイバックはチームハイパックに変更されている。左右非対称のカラーリングがメチャメチャ格好いい仕上がり。CAPITAユーザーなら絶対欲しくなるだろう。今期のNASと組み合わせたら完璧。このモデルは11月頭に入荷予定(台数に限りアリ)。CAPITAのDVD付属。

オススメアイテムを1点1点紹介できればと思うが、この時期そんな余裕はない。今後は毎週のように何かしら入荷して来るだろう。入荷し次第、随時出品していくのでチェックしてみて欲しい。

雪を待ち焦がれるスノーボーダーの皆さん!
今シーズンも何卒よろしくお願いします。

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2014年07月12日

鮫ジャケット VOLCOM PATCH INS JKT

SHARKJACKET.jpg
前回に引き続き、サメの話題を。
といってもサーフィンの話題ではなく、14/15モデルのスノーウエアについて。

来期VOLCOMのスノーウエアの中で、絶対コレが格好いい!と一目惚れしたのがこのPATCH INS JACKET。このジャケットは全4色生産されるのだが、黒のみバックプリントが施されている。
コーチジャケットならいざ知らず、ちゃんとしたスノーウエアにこれだけ大胆にバックプリントを採用するのも珍しい。タイダイのようなスペースチックなグラデーションの上に、何故かサメのアゴの骨格。何故サメのアゴなのかは分からない。プリントは背中のみで、正面は何もないいたって普通の黒いジャケット。細身のパンツと合わせるとワイルド感たっぷりで、絶対に格好いいと思うのだ。
グレードとしてはエントリーラインなのでお値段もお手頃。8,000mmの耐水圧で重要部分の縫い目にはテーピングあり。もちろん脇にメッシュのベンチレーションもついている。脱着式パウダーガード装備で、ZIP-TECHには対応していないようだ。INSとなっているが、カタログ上はインサレーション(中綿)入りとは表記されていない。
多分、人気商品となる予感がするので気になる方はチェックを怠らないように。10月頃入荷。

いやこんな早い時期にスノーウエアの話をするつもりは無かったのだが、サメつながりで思い出した次第。しかしあと2ヶ月もすれば、スノーギアの入荷の時期となる。2ヶ月なんてあっという間だ。スノーシーズンが終わったばかりだと思っていたのに、本当に早いものである・・・


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2014年04月15日

カモかも?

686-CARGO.jpg

14/15シーズンのスノーウエアのトレンドは「カモかも?」
というお話。

どのブランドも来期モデルのラインナップに、カモフラージュを大きく取り上げている。全体にプリントしたものからワンポイントとして使用しているものまで、例年になくカモフラージュが目に付く。その予兆として今シーズンいつくかのブランドでは、いち早くカモフラージュをクローズアップしていた。それが業界全体に広がった感じだろうか。
今期のXゲームの際、出場ライダーのウエアに、やけにカモ柄が多かった事に気づいた人もいると思う。Xゲームはメーカーにとっても重要な宣伝の場。満を持して送り出すライダーに、来期イチオシのウエアを着せない訳はない。

スノーウエアでは滅多に流行にならない、ペイズリーや水玉などと違い、カモ柄は5、6年に一度程度のサイクルでブームがやってくる、比較的ポピュラーな模様。来年はカモが来ると言われても、誰も驚かないだろう。ただ、カモ柄は個性が強い分、好き嫌いのハッキリ分かれるもの。ミリタリーテイストを好まない人にとっては、縁遠いものだ。
ただ、従来のオーセンティックなカモ柄だけでなく、アーバンテイストでタイトなウエアにもマッチするよう、独自デザインのカモ柄を採用するメーカーもある。そこに戦闘服を匂わせるような雰囲気はない。カモ柄=ファットスタイルという図式は、もう過去のもののようだ。
686-MONIKER.jpg

トップ画像は14/15シーズンの686のカーゴパンツ。
686は来期、特にカモフラージュに力を入れているブランドの一つだ。
大人の事情により、ここ2シーズン取扱いをしていなかったが、来期から入荷再開。昔と比べると販売店も増え、一般的になってしまった感が否めないが、依然人気ブランドである事に変わりはない。ただ、686と言えばファットなカーゴスタイルが当店での定番であったが、今回は時流もあり、スリムパンツの大きめサイズを腰パンで履くイメージで仕入れてみた。もちろん、画像のカモ柄カーゴやジャケットはXLも入るのでご安心を。
686はウエアのみならず、インナーやレイヤリングアイテム、そしてビーニーにまでカモフラージュを取り入れている。その中でキーポイントとなっているのは、オレンジ色との組み合わせ。
「オレンジ×カモ」これが来期686の鉄板カモ?
686VEST.jpg

入荷アイテム数はそれほどでもないが、686のウエアのお問い合わせなどはライドショップハイドまで(55DSLとのコラボはピンと来なかったため発注ナシ)。


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2014年03月10日

流行のスノーボードシェイプ〜Freeridingへの誘い

DOA.jpg

パークボードでBOXやグラトリもこなせるもの。プレスやバターがやり易い、柔らかめで短いもの。フラット+ロッカーやフラット、もしくはロッカー形状のもの。
昨シーズンまでは、これが多くのスノーボーダー達の要望であった。この傾向はもうかれこれ5、6年も続いていただろうか。その間、そういった指向の板を購入した人達も、そろそろ買い換えの時期を迎える頃のようだ。

流行は移り変わるもの。特に今期、顕著に現れたのがトラディショナルキャンバーやトラディショナルキャンバーを、最新の技術で改良したモデルへの移行である。
永くロッカーブームが続いた反動もあるだろう。ロッカーボードがありふれた物になってしまい、所有する事の優位性は失われてしまった。イベント展示処分市で「ロッカーボード980円」なんて客寄せに使われるようになってしまったため、逆にアマちゃんっぽく感じてしまうのかも知れない。フルロッカーは2、3年ほど前から下火にはなっていたものの、フラット+ロッカーやフラットはまだまだ好調だっただけに、今期の急変は予想を超えたものであった。そこからはロッカーやフラットの板はもう十分堪能した、というライダー達の声がハッキリと感じ取れたように思う。
これを受け、来期の仕入れ予定も大きく変更しなくてはならなくなった。来期から新たに取り扱う予定でいたあるブランドは、ロッカー系のモデルが大半を占めるため、仕入れ自体を断念せざるを得なかった。奇をてらったソール形状の板は、どこか胡散臭く感じてしまうのは、きっと私だけではないだろう。

キャンバー形状の板は、高速安定性やエッジを効かせたターン性能が優れているため、フリーライディングに最も向いているとされる。フリーというのは、スノーボードの総合力がものを言う滑走スタイルである故、フリーに強いという事は、オールマイティーな板であるという証でもある。パークでの総合力が問われる、オリンピックで注目を集めたスロープスタイルでも、キャンバー形状は真価を発揮するだろう。
遊び指向の強いロッカーボードから、どこでもガンガン攻め込んで行ける頼れる1本へ。ライダー達の要求はそういった方向に向き始めたのかも知れない。

現在人気なのは従来からのトラディショナルキャンバーよりも、トラディショナルキャンバーに新しい技術を加えた次世代モデル。まるっきりロッカー登場以前に戻るのではなく、ロッカーが世に出たからこそ生まれた、進化したキャンバーモデルが購入意欲を駆り立てるようである。BATALEONのTBTやCAPITAのHYBRID FK、NIDECKER系のCAMROCKのようなモデルだ。
そんな形状を持ちながら、そこそこハリがあり、高速でもバタつかないミドルフレックス。長さは極端にではなくほんの少しだけ短めか、オールマイティーに使うなら標準。1枚でフリーもパークもそつなくこなす板。これが今どきのライダーが求めるスノーボードのようである。

キャンバーモデルの再注目と共に、フリーライディングの大切さと楽しさが再認識されればいいなと思う。今は滑りを極める前に、バークに入り浸ってしまうライダーが多い気がしてならない。フリーライディングはスノーボードの、基本中の基本だという事を忘れて欲しくはないものだ。
パーク偏重が過ぎる現状に、案外嫌気がさしているスノーボーダーも多いのかも知れない。


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2014年02月27日

HOT WAXのホント

IRON.jpg

今期はスノー商品の動きが遅く、年明けに繁忙期がずれ込んだため、ブログはしばらくお休みをいただいていた。多忙が一番の理由であるが、その他いろいろありブログを書く精神的余裕が無かったのも一因・・
その間、訪ねていただいた方々には申し訳なく思う。そして今年もヨロシク!
さて、いつも通り本題に入ろう。


チューニング屋さんとの会話だ。
「自分でHOT WAXをしているっていうお客さんのソール見ると、だいたい7割方の人のやつは焼けちゃってるよね・・」

スノーボードを購入していただいたお客さんから、一番多く寄せられるクレームは、使用しているうちにソールが盛り上がってきた、というもの。話を詳しく聞くとそういったクレームをされるお客様は、100%自分でHOT WAXをしている人である。アイロンの熱の当て過ぎにより内部素材が膨張し、ソールが盛り上がってしまったのだ。特にビスホール裏周辺は金属が熱を蓄積しやすいため起こりやすい。これはお客様自身の過失によるもののため、製品保証外である。
この場合、内部が冷えて固まってしまえばその状態で安定するため、そのまま使用していても問題はない。気になる場合は、チューニングに出して焼けたソール全体をサンディングで削り、盛り上がった部分をフラットに近づけてやれば申し分ない。

当店でも取り扱っているが、高温のヒートBOXに板を入れ、時間をかけWAXを浸透させる方法が認知され始めている。またWAXメーカーはWAXを売りたいがために、何度も何度も塗っては剥がし、塗っては剥がし、という行程を推奨している。
すると一般ユーザーはこう考える。低温に設定したアイロンを長時間あてれば、BOXに入れたのと同等の効果があるのでは? 長時間あてれば何度も塗るのと同じくらい浸透するのでは?と。

しかし考えてもみて欲しい、WAXが溶けるアイロンの温度というは、低くても70度や80度はあるだろう。そんな熱の塊の金属を、たかが厚さ2mm程度の薄いポリエチレンのシートに押しつけているのだ。長時間熱を加え続ければどのようになるかは、常識的に考えれば明白だ。ヒートBOXは直接ソールに熱を当てるのではなく、板全体暖めてWAXを浸透させるのだ。

ではどのようにしてHOT WAXをかければ良いのか?
WAXぺーバーを使う、これは必須である。直接高温の鉄の塊をソールに触れさせない事が大事。また、あらかじめ板を暖めておく事も忘れてはならない。外気で冷えたままの板に施工するのではなく、暖房の効いた暖かい部屋で室温になじませてから施工するのだ。電気毛布などを最高温にセットし、しばらくくるんで余熱を与えるのはかなり有効な手段だろう。そう、これらの手順はいかに短時間でアイロンを済ますかの工夫。プロは1、2分程度で手早くアイロンを終えてしまう。
何度も塗っては剥がす行程は有効なのか?
売り上げに影響するので公表されてはいないが、あるWAXメーカーが1度塗りしたソールと、何度か塗って剥がしてを繰り返した板とのWAXの浸透具合を調べたところ、微妙な差こそあれ、推奨するほどの差は出なかったという。ソールが焼けるリスクを冒してまで、何度も塗るのが正しいのかどうかは、人それぞれの判断だが。

HOT WAXが有効なのはソールの素材にもよりけり、という事を知らない人も多い。
シンタード(しかも番手の高いもの)素材であれば、HOT WAXは有効だ。シンタードは細かいポリエチレンの粒子を圧縮して形成するため、熱をかけるとその粒子の隙間にWAXが浸透しやすくなるのだ。しかし、現在市販されているボードの中でも人気の高い、バーク向けボードのほとんどがシンタードではなく単なるポリエチレンのシート。これに手間をかけてHOT WAXをしたところで、ほとんど浸透しないのがホント。無駄な努力をしていた人は多いと思う。
しかし単なるポリエチレンのソールにも利点がある。メンテナンスがあまり必要では無いのだ。滑った後そのまま放置していても、素材が悪くなることはあまりない。WAXも滑る直前に缶のWAXやペースト状のWAXを塗れば十分。板を痛めつける事が多いパークでの使用がメインならば、その方が理にかなっているとも言えるだろう。
逆にシンタードは滑った後にソールをクリーニングしてやらないと、素材が劣化しWAXが浸透しなくなってしまう。毎回これを行うのは実に面倒。シンタードソールを選ぶか否かは、自分のマメさを考えた上で、というのが肝心。(メーカーがシンタードと謳っていても、番手の低いシンタードは単なるポリエチレンのソールとあまり変わりない)
確かに、高番手シンタードベースはメンテ次第では本当によく滑る。しかし高性能だけが正義ではない。日常で使うならフェラーリよりもトヨタ86の方が気楽で楽しいし、何より壊れない。そして安い。そういう事だ。

人間が月に行く世の中、これだけ科学技術の進化した時代だ、本来ならWAXなど塗らなくても良く滑る素材が開発されていてもおかしくはない。巨額の費用を投じてそんな素材を開発し、回収できるほどスノースポーツ人口は多くはないという事か・・
WAXやソールの素材に関係なく、とりあえず少しでもよく滑る工夫として、ソール面のサンディングは最も有効な手段である。
ソールは長く使用しているうち雪との摩擦により、表面が目には見えないが細かく毛羽立った状態になる。WAXが抜けた状態を手で触ると、ザラザラした感触なので分かりやすいと思う。この毛羽立ちが雪の付着や滑走の抵抗となり、板にブレーキをかけてしまう。また酸化したソールは雪が付着しやすくなるし、焼けたソールも同様にソール素材本来の役目を果たさなくなるため、WAXが浸透しなくなるばかりか、滑走性も低下する。
これらの症状を改善するためにも、ソールをひと皮剥き新しい滑走面を出してやるだけで、WAXを塗らずとも板本来の持つ滑走性能は引き出せる。さらにストラクチャー加工を施せば、その板の持つ滑走性能をもうワンランクアップさせられるだろう。現在のストラクチャーは入れてマイナスに作用する事はほぼないとされているので、これは特にオススメしておきたい(やるならナナメクロスで)。パウダーでの効果はあまり期待できないが、特にこれからのベタ雪シーズンには効果覿面である。
これらの作業はチューニングショップに依頼するのが賢明だろう。

知識なくしてHOT WAXするべからず。
本日の教訓だ。



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2013年06月05日

13/14 BATALEON OUTERWEAR


BALDER-FRONT.jpg   DORA.jpg

(画像リンクが切れていたため再投稿記事)
「えっ、バタレオンってウエア作ってるの?」
そんな風に驚いた人もいるかも知れない。まぁ無理もない、ウエアをラインナップさせたのは12/13シーズンからの事であるし、日本には全く入ってきていないためゲレンデで見かける事も皆無であったろう。いわゆる、レアと呼べる類のウエアなのであるが、2シーズン目となる来期も、日本にはほとんど入ってこないのだそうだ。バタレオンのスノーボード板が注目され、知名度急上昇の今だからこそ、検討してみてはいかがだろうか? 
この手のウエアを検討する以前に気にする人もいるだろうが、バタレオンの板に乗っているかどうかは、考えてもあまり意味がない。thirtytwoのウエアの人達は皆、thirtytwoのブーツを使っている訳でもなかろう。ブランドに係わらず自分の感性に一番ピッタリなものを使用する、それが何よりベストな選択なハズだ。

13/14シーズンより、当店では新規取扱いとなるバタレオンスノーボード。当初は当然のごとく、板のみ取り扱う予定であった(私もウエアを作っている事を知らなかった)。だが、カタログに掲載されていたウエアを見るにつけ、新たなウエアブランドを模索していた事もあり、これはなかなかイケルかも知れないと、気持ちが傾いていった。売れるかどうか全く分からない、賭けのような仕入れである。できればリスクは負いたくないが、今回はウエアの魅力がその気持ちを上回った。
極少量限定の入荷であるため、気に入った方はお早めに。

BALDER JACKET 日本定価37,800円(税込)→ハイド価格28,800円(税込)
MIDAS PANT 日本定価31,500円(税込)→ハイド価格24,000円(税込)
ゆったりとしたシルエットが好みな方はこのモデル。ジャケット、パンツ共にカーゴスタイルがよく似合う。特にパンツのデザインは良い感じ。
耐水圧10,000mm。80gのインサレーション入り。
当店入荷サイズラインはM、L、XLの予定(サイズ感は大きめ)

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MIDAS-PANT.jpg


DORA JACKET 日本定価39,900円(税込)→ハイド価格30,400円(税込)
LIMA PANT 日本定価28,350円(税込)→ハイド価格21,600円(税込)
細くて丈の長い、今流行のシルエットのジャケットと、細いパンツの組み合わせ。袖の長さと裾の位置関係を見れば、丈の長さが分かっていただけると思う。ジャケットは丈が長いだけでなく、ドロップテールとなっている。画像では分からないと思うが、ゾウの肌をモチーフにしたELEPHANTカラーは細いシルエットと相性が良く、激シブ。機能性はジャケット、パンツ共に耐水圧10,000mm。シェルタイプ。
実際のBATALEONウエアは大きめであるため、通常着用しているサイズよりもワンサイズ小さいサイズを選択した方が賢明。L1やHOLDENのスキニーパンツと組み合わせても良い感じだろう。
当店入荷サイズラインはXS、S、Mの入荷予定。

DORA.jpg

LIMA-PANT.jpg


画像はどれもクリックしてジャンプした後、もう一度クリックする事で原寸表示。ご紹介した製品はカタログに基いたもので、実際に量産される際に仕様等変更される場合あり。入荷時期は10月末頃(あくまで予定)
人気急上昇のBATALEONのスノーボードについては、また後日。


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2013年03月20日

底値?

HOWL.jpg


ちょうど1年前にブログでUPしたように、私にとって今の時期は年末年始のようなもの。9月から1日も休まず走り続けてきたスノー商戦もようやく終焉を迎え、やっかいな大仕事をやり遂げた後に陥るような、達成感とも開放感とも違う、虚脱感に近い精神状態にある。要は抜け殻のため、当分仕事はしたくないのだが、明日にはウエットスーツやボードショーツがドッと入荷してしまうため、そうは言ってられない。全く貧乏ヒマなしである。貧乏と言えば、先週には確定申告を済ませ、金銭面では1年間の反省と来期への望みを抱く時期でもある。来期こそはウハウハに・・と(笑)

今はスノーの事は一切考えたくない、というのが正直な気持ちである。しかしNetではすでに来期モデルの予約を取っているお店があったり、最近はカタログ本も6、7月には出回るご時世だ。少ないパイの奪い合いとでも言おうか、嫌でもすでに13/14シーズンの戦いは始まってしまっている。
政権交代をきっかけとした、昨年末からの円安傾向は輸入業を営んでいる者としては、あまり嬉しい話しでは無い。それに加え、来期は米国の各ブランドはこぞって商品の値上げを予定している。円安がさらに進行するならば、いずれ価格に転嫁せざる得なくなるだろう。逆に言えば、今期は輸入ブランド製品の底値のシーズンであったとも言える。スノーの話ではないが輸入品の中には、すでに価格が上がっているものもあると言う。
インフレに合わせ、世間の給料がすぐ増加すれば何の問題もないのだが、そう上手くは行かないのが世の中というもの。ボード人口が右肩上がりの時代なら問題はないが、どんどん減少している中で輸入価格が上昇したからと言って、それじゃぁとポンと値上げできるほど、状況は甘くない。
果たして今期が底値なのか、底はまだまだ先なのか、それは神のみぞ知る世界だが、これで飯を食っている側の人間としては、底であって欲しいと切に願うばかりだ。

さて、来期スノーは新たに取り扱うブランドがいくつかある。
BATALEON (スノーボード、ウエア)
SWICHBACK (ビンディング)
JONES SNOWBOARD (スノーボード)
SLASH (スノーボード)
HOWL (グローブ)
GNARLY (アパレル)

BATALEONは人気急上昇のスノーボードブランド。キャンバーボードでありながら、ロッカーボードのルーズさも兼ね備えた3Dソールが売り。基本キャンバーボードなので、オールマイティーさは折り紙つき。キャンバーボードに戻したいけれど、ただのキャンバーではイヤ。そんなスノーボーダー達の今の気持ちを象徴するスノーボードだ。

SWICHBACKは経営がBATALEONと同じ会社のビンディングブランド。工具ナシで簡単に組み立てられ、好みのパーツに自由に付け替えが可能な、新感覚のビンディング。耐久性が心配で初年度の今期は見送っていたが、トラブルの話はほとんど聞こえてこないので、問題ないだろうと判断しての取扱いだ。

JONES SNOWBOARDはパウダー向けの板がメインのブランド。
昨今は自己責任においてコース外を解放するゲレンデも増え、パウダー用板の需要も少しづつ伸びている。当店では比較的手頃な価格の、JONESを取り扱う事にした。ビッグマウンテンのデカいバーンを滑るシチュエーションは日本ではあまり無いと思うので、ツリーラン向けの小回りの効くモデルに絞って販売しようと思っている。

SLASHはギギ・ラフの立ち上げた、今期からのスノーボードブランド。来期モデルを触ってみたが、どのモデルもしなやかなフレックスで、ガチガチを想像していただけに、いい意味で想像を裏切られた感じ。少量の試験的仕入れだが、ギギのファンだけでなく多くの人に受け入れられる要素が詰まっていると感じられた。

HOWLは今期からのグローブのブランド。ニマ・ジャラリを中心とし、ASHBURYのライダー達が自分達の使いたいグローブを作る事を目指し立ち上げた。密かに人気のHOUSE OF 1817とのコラボモデルは人気アイテム間違いナシ! ほとんどのモデルがミトンタイプというのも、このブランドらしいところ。

GNARLYは説明不要かと思うが、南カリフォルニアのラグーナビーチが本拠地のスノー、スケート系アパレルのブランド。アパレルの取扱いはあまり積極的ではないのだが、スノーウエアのジャケットがあまり売れない昨今、パーカーも売っていかないと立ちゆかない。JSLVと共にウエアを着ないスノーボーダーにオススメ。

現在扱っているブランドを含め、こうした一般受けしないブランドばかり自前で輸入するというのは、人には言えない苦労がいろいろある。BURTON、K2、RIDE、OAKLEY・・このあたりのブランドをメインに、量販的な商売をしていたとしたら、こんな苦労はしないだろうに、と思う事も。ただし、それはそれで店のカラーが今とガラっと変わり、客層も全く違うものになっていただろう。果たしてそのような店に私自身が耐えられたかどうかは???だが(笑)

スノーボーダーはこれから5月まで、雪を求めて彷徨いの旅に出かける季節。たとえ遠くてもゲレンデに雪がある限り、1日でも多く滑りに行って欲しい。シャバ雪だろうがガリガリだろうが、1日でも多く滑りたいと思う時が、最も上達する時期。そんな時期を経なければ、真のスノーボーダーは完成しないのだ。
春はパーク遊びのメインシーズン。くれぐれも怪我には注意して、存分に楽しんで欲しい。


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2013年01月13日

楽しい苦行の始まり

SWICHBACK.jpg


毎年同じ事ばかり言っているが、私にとって一年で一番イヤな季節がとうとうやってきてしまった。そう、13/14来期スノーモデルの発注の時期なのである。

売れ残るリスクを負う事なく、他人のお金で好きな物を発注できるのなら、それは買い物気分でさぞ楽しい事だろう。一般スノーボーダーよりもいち早く、来期モデルを見る事ができる役得付きなのだから。だが限られた予算の中で、身銭を切って投資するこの辛さといったら、夜も眠れないほどなのである。迷ってしまったら最後、カタログを見つめながら刻々と近づく〆切時間に焦りつつ、白々と夜は明けていくのだ・・まさにこれは私にとって、苦行以外の何物でもない。と言いつつも、こうして続けているのはきっと、同時に楽しい事でもあるからなのだろう。

さて現在届いている来期カタログはまだ13ブランドと、取扱いの半分程度しか届いていないが、ここ1、2週間でほとんどののブランドが出揃うハズである。
トップに掲載した今期からのNEWブランド、SWICHBACKは来期から取扱い開始。ネジなどを使用せず、工具ナシでプラモデル感覚で簡単に組み立てられ、カスタマイズも自由に行える、新しいコンセプトのビンディングだ。
来期はPROモデルと、新たに数種類のコンプリートモデルがリリースされるため(今期より凝った格好いいコンプリートが多い)、最初はコンプリートモデルを購入し、デザインに飽きたらパーツをカスタマイズしていくのがオススメ。
他にもBATALEONの板や、まだ決定ではないが新たなブランドも扱う予定をしているので、楽しみにしていて欲しい。

ちなみに、来期のカタログの中で今のところ一番目私のを惹いたのは、国母君がB社より移籍して話題となっている、CAPITAである。全体的に勢いがあり、新しいモデルも数種登場しており、しかもどれも格好いい! とりあえず全てのモデルのグラフィックを網羅したULTRAFEARを掲載しておくので、これで想像を膨らませていただければと思う。

ULTRAFEAR.jpg

では、またカタログとのにらめっこに戻るとしようか・・
来期モデルで知りたい情報がある方、お問い合わせ下さい。

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2012年09月25日

レアもの兄弟

CAPITA-SKATE.jpg


CAPITAのULTRAFEAR SS PRO図柄のスケートデッキが入った。
こちらはスノーボードよりさらに数が少なく、50枚限定。しかもULTRAFEARを発注した米国内ディーラー先着50店に配られるもので、非売品。まさにレアもの兄弟の図。

残念ながら、私にスケートの才はない。自宅にはマーク・アップルヤードやチャド・マスカ、ジェイミー・トーマスなどにサインを書いてもらったスケートデッキが飾ってはあるが、ただそれだけ。過去挑戦しようと試みた事もあるが、しつこく練習するだけの根気が続かなかった。スケートほど、子供の頃からやらないと上手くならないスポーツはないと思う。
もし私がスケートマニアなら、コレクションの1枚に加えただろう。しかしこのまま置いておいても仕方ないので、どなたか欲しい方に譲ろうと思う。価格は1万円。ビニールのかかったままの新品。SS PROを買われる方、いかがですか? ゲレンデの駐車場で遊ぶには、いいアイテムかも。
近いうちこれもYAHOOに出す予定なので、よろしく。

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2012年09月18日

12/13 スノーギア続々入荷!!

32.jpg


確かにスリムなウエアは流行であるが、皆が皆、ピチピチピタピタのウエアを着るなんて思っていない。
ダボっと格好良く着こなしている人を見ると「あぁ、ゆったり着るの悪くはないな」とあらめて思う。流行に左右されず、自らのスタイルとしてそれを貫き通すのは、潔く格好いいものだ。また、過酷なコンディションで遊ぶスポーツであるという事を考えると、理にかなったスタイルでもある。余裕のあるウエアは重ね着が自由にできるし、ウエアの中に体温で暖めた空気を溜めこむ事ができるため暖かい。ピチッとしたスキニーパンツを初めてゲレンデで履いた人は「このパンツ寒っ!」と、予想外のその寒さに出鼻を挫かれるかも知れない。

ダボッと着ると言っても、ちょいダボからメガダボまでその度合いは様々だが、時流を考えると、ちょいダボ位が今どきだろう。そんなちょいダボスタイルに今期オススメしたいのが、THIRTYTWOだ。
これまでその分野ではNOMISと686をメインに扱ってきたが、今期はどちらもごく僅かしかやらない予定。NOMISはカーゴとデニムパンツ程度。メガダボのTECH9も、パンツを少し入れる程度。流行は字のごとく、流れて行くものなのだ。それに加えNOMISもT9も、本気で仕入れたいと思うアイテムが見あたらなかった・・
32のスノーウエアは今期が初めての取扱い。ブーツの分野では老舗ブランドだが、スノーウエアとしては展開を始めてまだ数年の新しいブランド。今期カタログを見た段階で、スケートブランドのDKGとのコラボウエアにヤラレ、本気で欲しい、入れたいと思った。これまでの32に欠けていた遊び心や、横乗りチックでダルなイメージが上手く取り入れられていると感じたのだ。
そんな事もあり、ちょいダボ系ブランドを入れ替えてみた、という訳だ。

他にも今期新しく取り扱うブランドは、スノーボードはSIGNAL。グローブはPOW。ビーニー小物はSPACECRAFT。
まだ9月だというのに、現在すでに入荷ラッシュ。既に入っているのはelectric、spacecraft、celteck、thirtytwo、CAPITAなど。CAPITAのULTRAFEARは今週末に入って来る予定で、UNIONもまだ全てではないが入ってくる。L1とAIRBLASTERも近々入荷予定と連絡があった。
いろいろ紹介したい事は山ほどあるのだが、現在やらなければならない事の方がエベレスト級に山積み。残念ながら、長々と書いている余裕はない。

あれこれしている間に、すぐ10月になる。すると、あと2ヶ月もすれば雪が降る・・まずは少しづつ、とりあえずカタログ本を買うあたりから、心の準備運動始めませんか?


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2012年08月24日

板の長さはスタイルの証
〜12/13 Capita Ultrafear+SS PRO情報〜

2013ULTRAFEAR.jpg
クリックして新ウインドウをもう一度クリックすると原寸大

「スノーボードを手に持って床に立て、アゴから鼻の間なら適正の長さの板」
その昔、貴方がスノーボードを初めて買う際に、そんなアドバイスを受けたことは無かっただろうか?

スノーボードの販売に携わっていて、最近特に感じる事がある。
「みんな短い板に乗るようになったなぁ」と。
身長170cmの私であれば、ひと昔前なら153〜155cmあたりが適正と言われるサイズであったと思う。それが今では、150cmを切る長さの板を履いていても、誰も不思議にも思わない環境になっている。このところロッカーだのフラットだの、とかくキャンバー形状の事ばかり話題となりがちのスノーボードだが、その長さの選択においても、トレンドというのは確実に変化しているのである。
それは日本だけに限ったことではなく、世界的な傾向のようだ。特にストリートやバークライディングのメッカである米国では、極端に短い板を履いた連中がバークにゴロゴロなんて風景は、もう特に珍しくもない。スケートデッキに乗り慣れた連中である、それでも長いと思っているのかも知れない。JON KOOLEYなど身長が188cmもあるにも係わらず、153cmの板に乗っていたりする。長さ選びの常識は、崩壊したと言ってもいいだろう。

短い板が好まれるようになった背景には、スノーボーダー達の遊びの変化が第一に挙げられる。高速でのフリーライドやBIGキッカーでのエアーというような、高速安定性が求められる遊びからグラトリやBOX、レールといった、中低速域で楽しむ遊びが中心になった事。必死になってカッ飛ぶよりも、のんびりメローに当て擦りながら降りてくるのが今どきのクール。中低速域がメインなら、コントロールし易くブンブン振り回せる短い板の方が断然楽しい。また短い板の方がフレックスが柔らかく設定されているため、バタートリックも楽に決まる。そう、この楽しいという感覚がトレンドの流れを決めてゆく上で、何より大事だ。

こうした背景にはスタイルの変化と共に、技術革新も大きな役割を果たしていると考えられる。新素材の採用やコンピューターでの設計、キャンバーの多様化などにより、ゲレンデユースであれば極端に短い板でも、ある程度レベルのフリーランを楽しめるようになった。また市場が成熟し、ユーザーの声が拾われやすくなった事もあるかも知れない。

しかし考えてみれば、板が短くなったのはスノーボードに限った事ではない。スキーでもサーフィンでも同じような事が起きているように思う。それは現代の若者達の要求が生んだ、時代の形なのかも知れない。
スキーではカービングスキーの登場を契機に、グンと板が短くなった。平均15cm程度短くなったのではないだろうか。短く扱い易い板を得て、フリースタイルスキーは大きく発展する事となる。最近ではロッカー構造を取り入れたモデルも珍しくない。JIBロッカーやPOWDERロッカーなど、今やそのロッカーの多様性はスノーボードに引けを取らないだろう。
サーフボードでもそれは同じ。綺麗なマニューバを描き大波を制する事を重視するのではなく、十数年前には存在しなかったエアートリックを代表に、トリッキーなサーフィンを格好良しとする風潮が大きくなった。そんな中で、より板を動かしやすくするための進化として、サーフボードは短くなってきたと思われる。またそうした過程で、板をずらしたり、スラッシュし易くしたり、よりルーズな動きを求めた結果、4FINという流行も生まれたりした。

パウダー、フリーラン、パーク、JIB。貴方は何をしている時が、一番楽しいと感じるだろう? この短い板のトレンドは、一番楽しいと感じる事を何より大切にし、その他のシチュエーションは大胆にバッサリ切り捨てる事にある。バッサリ切り捨てると言っても、普通の板であれば滑れない場所はない。全てのシチュエーションで85点の板を選ぶか、自分が一番楽しいと感じるシチュエーションでは100点だが、その他で60点の板を選ぶか。それだけの違いなのだ。
貴方がもし、フリーランがメインのライダーであるなら、決して極端に短い板を選んではいけない。だがグラトリやJIBが大好き、またはそういう事が上手くなりたいと思っているなら、短い板、いいんじゃないだろうか。


さて、前置きが長くなったが、本題に入ろう。
CAPITAの12/13モデルのULTRAFEARの情報である。
もうお馴染みとなった、カタログには掲載されない、スーパーリミテッドモデルULTRAFEAR。ウエスト幅やノーズ幅、全長、エッジ長などはHORRORSCOPE。キャンバースタイルはINDOOR SURVIVAL FK。コアはSTAIRMASTER EXTREME。ソールはTHE BLACK SNOWBOARD OF DEATHと、CAPITAフリースタイルボードを集約して作られる、スペシャルモデルである。グラフィックはそれを示すように全モデルをコラージュし、リデザインされている。

今期の詳細はまだ分からないが、昨シーズン全米での発売は約300本。日本国内の正規輸入では各サイズ15本づつの、計75本という限られた極少数販売であった。今期も同じ規模の販売数と思われる。そして以前のブログでも紹介したように、153cmのみ、別バージョンとしてSCOTT STEVENS PROモデルが設定されている。このULTRAFEAR SS PROは特に数が少なく、全世界で150本。正規で日本に入ってくるのは15本程度と思われる。価格もULTRAFEARより高価な設定となっている。
当店では147/151/153/153SS/155の各サイズ入荷。9月頭〜中頃入荷予定。SSを含め、各サイズ2本程度の入荷になるだろう。数が限られているため、早めに手を打つ事をオススメする。
SS PROしか触っていないが、これまでの歴代ULTRAFEARの中では一番フレックスがソフトで、しかもスナップの効いた、スケートライクな滑りが楽しそうなモデルだと感じた。SS PROはULTRAFEARのコアに、カーボンロッドを加えた仕様になっているそうだ。とすると、通常のULTRAFEARの方がよりソフトなのかも知れない。

SS-PRO.jpg

ULTRAFEAR  通常日本価格73,500円→ハイド価格52,500円(税込)
ULTRAFEAR SS 通常日本価格73,500円→ハイド価格59,500円(税込)

CAPITA その他入荷モデル(全て予約OK)
STAIRMASTER EXTREME/148,152,156........ハイド価格50,400円(税込)
ノーマルキャンバーの中・上級者向けオールマウンテンフリースタイルモデル
OUTDOOR LIVING/152,154,156.................ハイド価格46,900円(税込)
新たにゼロキャンバーに生まれ変わり、MID LIFE ZEROより柔らかく扱いやすい
DEFENDERS OF AWESOME FK/152,154,156.ハイド価格42,000円(税込)
ノーマルキャンバーとゼロキャンバーを組み合わせた、HYBRID FK搭載のニューモデル
HORRORSCOPE FK/147,149,151,153..........ハイド価格38,500円(税込)
ジバーとしてステップUPしたいならコレ。リバースキャンバーJIBボードの定番
STAIRMASTER/148,152,156......................ハイド価格37,100円(税込)
ノーマルキャンバーにこだわりたいジバーや初級者に
(チューニングやワクシングなどのオプションはこれまで通り)


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2012年07月14日

MADE IN USAの復活

JSLV.jpg


この春、12/13スノーギア発注のため、各アメリカンブランドの業者向けカタログを見ていて、気づいた事がある。製品の画像や説明欄に、アメリカ国旗をアレンジしたアイコンと共に「MADE IN USA」の文字がやたら目に付いたのだ。全体の製品数からすれば、5%にも満たないほんのわずかな数ではあるが、昨年まではあまり無かった事であるため、余計に目に付いたのだろう。
アメリカンブランドでありながら、その製品がアメリカ製である事が希になっていた。中国や第三国製であることが、当然の事のように受け入れらていた事に、改めて気づかされる。

二十年以上前であれば、まだアメカジが全盛の頃であり、アメリカンブランドの衣類製品の多くはアメリカ国内で生産されていた。それが当たり前の時代だ。アメ車と同じように、アメリカ製の製品はどれも無駄なほど頑丈で、無骨で、実用に即したカジュアルなワークスタイル。デニムパンツやチノパン、ダンガリーシャツなどが代表的だろう。
例え同じブランドの似たような製品でも、アメリカ国内で生産したものと第三国で生産したものでは、ハッキリとした違いが出る。カジュアル物では、その差は歴然。生地の風合いや縫製の仕方、全体の雰囲気。その絶妙さ加減はその国の風土に培われた、国民性のなせる技とでも言おうか。日本人にしか作れない、和物の心があるのと同じだ。
音楽から洋服まで、アメリカにどっぷりと浸かって青春を過ごしてきた私は、そういったアメリカ製品が持つ「味」が大好きな人間の一人だ。そうでなければスモールカー全盛な現在において、排気量5.3Lのアメ車に乗り続けてはいない。今また再び訪れたMADE IN USAの復活の兆しは、大歓迎なのである。

現在、中国はもはや「世界の工場」ではないと言われ始めている。中国人の労働賃金の上昇と、先進国の自国通貨安競争などがその要因である。
かつて、製造業の海外移転による産業の空洞化を埋めるべく、金融業に活路を見いだしたアメリカ。一時代を築くまでに金融は発展するものの、サブプライムローン問題、リーマンショックを経て金融至上主義は崩壊した。金融以外で雇用を創出するため、国外に散ってしまった製造業を復活させたい。オバマ政権はそんな戦略を描いているのかも知れない。
7、8年前は1ドル120円程度であったものが、ここ数年は80円を切る安値で推移している。この相場は自国製品の輸出を増加させたいアメリカ政府の、意図的な誘導も手伝っての事でもあろう。当分の間、この相場は大きな変化はないかも知れない。このままドル安が続けば、中国で生産したものを輸入しなくても、自国生産で採算に乗ると考えるアメリカ企業が増えても、不思議ではない。
ひょっとしたら、カタログにアメリカ国旗とMADE IN USAと表示されているのは、政府主導のプロジェクトか何かなんだろうか? そうした表示をすれば、免税や特別融資などが受けられるとか・・
いずれにしても、国家戦略としてMADE IN USAの復活を目指している、という気がしてならない。

スノーボードやサーフィンは趣味の世界である。趣味の世界だからこそ、スペックには表れないブランドのヒストリーや製品の生まれたバックボーン、そしてその物が持つ味や風合いは、愛着を持って道具と接するための大切な要素。
例えば雪の降らない台湾で、雪を触った事もない人達が働く工場で生産されるスノーボードに、どんなストーリーを描いて慈しめというのか。きっと、私には無理だ。そこには、中国製のママチャリとイタリア製ロードバイクほどの差があると思えるのだ。
アメリカはスノーボードやスケートボードの母国。X系スポーツのメッカ。そんな国で作られる製品が、腑抜けであろうハズがない。スペック的にはトップレベルでなくても、きっとそれを補ってくれる何かが備わっていると信じたくなるのは、私だけではないだろう。


posted by hide at 21:23| スノー系ブランド&アイテム情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月09日

BOND消滅

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スノーボードウエアのアメリカンブランド、BONDの名前が消えた。

商売をしているからこそ肌で感じられる、トレンドの変化。今期はそのトレンドの移り変わりをハッキリと思い知らされたスノーシーズンであった。
ここ数年、スリム系が注目を集めてはいたものの、依然としてダボ系の人気は根強く、686、NOMIS、TECHNINEなどのブランドは、昨年までは相変わらず好調であった。特に長年スノーボードを続けている、コアなユーザーからは「今更ピタピタなウエアなんて着れるかよ」という声が多く聞かれたものだ。
ところがだ、今期に入って様相は一変、好調であったそれらブランドの動きが止まった。それに代わりHOLDENやL1などのスリム系ブランドが実に好調。主役が完全に交代したと感じられた。
震災後、初めてのスノーシーズンという事もあり、全体的に買い控えが目立ったシーズン。そんな中、これまでのB系ウエアには購買意欲を駆り立てる、新鮮さが足りなかったのかも知れない。そういったスタイルが好みの人達であっても
「型落ちでもいいんじゃね」とか「今期はパンツだけ買う」はたまた「セールまで待つ」
みたいな空気が漂い、全く熱が感じられなかった。
唯一奮闘したブランドはJSLVだろう。目新しいブランドであるという事と、アパレルであるが故のお手頃感がその原動力になった。ウエアは買い換えなくとも、とりあえず最先端を主張できる。それが先行きに不安を感じる、大人ボーダー達に受けたのだと思う。
だが、ピタピタウエアを購入する人達は勢いが違った。若年層だけでなく、これまでゆったりウエアを着ていた大人達の中にも、スリムなシルエットに新鮮さを覚えた人も多かったようだ。「今期はスリムで行く!」という目標の下に、シーズン前からアイテムを物色する方々が目立った。
パンツはHOLDENでジャケットは昨シーズン着ていたNOMISでいっか、という事はあり得ない。スリムで行くと決めたら、総取っ替えもアリ。これまで使っていた原色系の小物類は、シックなスリムウエアには合わない事も多い。ブランドだってエレクトリックのゴーグルをアシュベリーに。ネフのビーニーをコールに。というような、ブランドイメージでの買い替えも行われる。
それはファッションと同じ。トレンドの変化は需要を喚起する意味合いにおいて、歓迎すべき事なんだろう。流れが止まってしまっては、この業界も没落していくばかり。新たな流れが、スノーボードの世界に活気をもたらしてくれると信じたいと思う。
だからと言って、ダボダボスタイルが消え失せてしまう訳ではない。時代がどう変化しようとも、自らのスタイルを貫き通す強者は必ずいる。様々なスタイルが同居する多様性があってこそ、スノーボードはより楽しいものとなるハズだ。

来期のスノーギアの仕入れにあたり、このようなトレンドを踏まえた上で発注をする訳だが、困った事にHOLDEN、L1、AIRBLASTER以外にスリムスタイルを標榜するアメリカンブランドが見あたらない。もう1、2つメインとなるブランドが欲しい・・そこで思い当たったのがBONDである。
BONDはブランドが立ち上がった初年度、当店も仕入れた実績がある。だが当時は細身のウエアはまだあまり受け入れられておらず、環境指向が強く素材にこだわるが故の高額な価格設定も仇となり、あまり売れなかった。かくして1年限りの取扱で終了と相成った。
今流行のピタピタではないものの、全体的に細身のシルエットは今ならイケルのでは?と思いたち、今年の1月始め頃、仕入れの打診をしてみた。すると、もうそのブランドは去年いっぱいで無くなったよ、との返事。今シーズンはかなりの商品数をラインナップし、充実しているように見えていただけに、少し驚いた。
経済が好調な時は環境を謳った商品はもてはやされるが、悪化すると真っ先に切られるのは高コストになりがちなそういった製品。まぁ資本主義経済と環境問題の両立は難しいテーマであるだけに、そういった点においては仕方ないと思うが、ピタピタとダボダボの中間的なブランドとしてこれから注目を集める可能性があっただけに、実に残念だ。
スケートスタイルでクールな、新アメリカンブランドの登場を求む!!

さて近況を。
ハイシーズンはスノーギア販売が超多忙のため、3月〜4月が私のメインシーズン。今期は気温が例年より低く推移していたため、ここ数年では一番回数行けている。だがもうサーフ系アイテムの仕入れや、入荷ラッシュで既に忙しくなってしまったため、しばらくはまた仕事漬けになりそうな予感。
12月にオーダーした今年用のサーフボードが届く頃には(半年待ちらしい)、週2ペースで海に行けるようになるといいのだが・・

■今週末入荷予定
hurleyサマーモデル/フルスーツ、シーガル、タッパ、ボードショーツなどetc
■今月中入荷予定
Ripcurlサマーモデル/シーガル、スプリング、タッパ、ラッシュガードなどetc
VOLCOM、RVCAなどのボードショーツも順次入荷!

posted by hide at 19:25| スノー系ブランド&アイテム情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月16日

お土産

うーん、熱が感じられない・・
これが今年のインタースタイルとSBJを見てきた感想だ。

震災後、スノボードやサーフィンに対する人々の考え方、スタンスが変わりつつある、そんな風にこの商売を通じて感じていた。それがそのままインタースタイルとSBJの盛り上がりに反映されていたように思う。とうに成長産業ではないこの業界だ、それも致し方ないとは思うが、こんな時だからこそ派手にブチかまそうぜ!という意気込みが、各社もう少しあっても良かったんじゃないだろうか。来年には少しでも盛り返している事を願うばかりだ。

さて、せっかく行ってきたのだ、少しお土産を。
STEVENS.jpg

画像はCAPITAの12/13モデルのカタログに載っていない、スコット・スティーブンスのシグネチャーモデルだ。実はこのモデル、中身は来期のULTRAFEAR-FK。ULTRAFEARは今期と同じく、極少生産のリミテッドモデルで147、151、153、155、157のラインナップ。その中の153がスコット・スティーブンスのシグネチャーと、通常モデルの2本立てになるのだと思われる。ダン・フリーズのDBX(VOLCOMコラボ)もそれと同じような事らしく、中身はTOTALLY FK'N AWESOMEの157なのだとか。
スコット・スティーブンスモデルは触ってみた感じ、今期のULTRAFEARよりも若干柔らかい気がした。よりスケートライクな操作がしやすくなり、デススカルのスケート姿もそれを意識したものなのかも知れない。いずれにしても楽しみなモデルだ。

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もう一つ。こちらは来期からのニューブランド、SLASH。ギギ・ラフが立ち上げたスノーボードブランドだ。中身はYES.と同じく、ヨーロッパのニデッカー製。YES.のようにニデッカーの子会社なのか、独立した会社なのかは分からない。ビックマウンテン向けのボードがほとんどだが、ジブ向けのものもあるそうな。ギギは日本では人気があるライダーなので、今後が楽しみなところ。

あくまで来期モデルは来期までのお楽しみに。シーズンイン前の7月頃から、徐々に紹介していけたらと思う。今は残されたこのシーズンを目一杯楽しんでいただければ、それが一番だ。

posted by hide at 15:39| スノー系ブランド&アイテム情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月08日

カタログの季節

CAPITA+VOLCOM.jpg

例年のごとく、続々と12/13モデルのスノーギアカタログが届きつつある。これから2月中頃まで、来期モデルの仕入れに頭を悩ます毎日が続く。

一昔前はどのブランドも、印刷されたハードコピーカタログというのが当たり前であった。当時取扱ブランド全てのカタログを持ち運ぶのは、かなりの重労働であった。それが3、4年ほど前からだろうか、PDFファイルによる電子カタログを採用するブランドが出始め、昨年はほとんどのブランドが電子カタログ化されていた。これも時代の流れだろう。
この電子カタログ、メーカーから指定されたダウンロードサイトからダウンロードするだけなので、ハードコピーのように輸送運賃もかからず、パスワードをもらったらすぐに見られるのが最大の利点。早いブランドの場合、オーダーのデッドラインが1月中頃なので、一日でも早く目にする事ができるのはとてもありがたい。
では、ハードコピーのカタログは絶滅してしまったのか?というと、さにあらず。ほとんどのブランドは印刷版と電子版の両方を製作している。印刷データをそのままPDF化し電子版にするだけなので、手間はさほどかからない事なのだが。
とかく良い事づくめに思われがちな電子版カタログだが、本音を言えば電子版はあまり好きではない。やはり印刷されて本になっていた方が、ペラペラめくって商品選びができるため、商品の比較がし易いのだ。また印刷されていた方が、質感が分かりやすい気がする。それはパソコンで見る画像よりも、写真にプリントした画像の方がリアリティがあるのと同じような事だろう。なので、いち早く電子版で商品をチェックし、その後にエアメールで届くハードコピーカタログをじっくり見て最終判断をする、というのが賢明なやり方だと思っている。

しかしハードコピーのカタログは、役目を終えたあとの処理に困る。保管するにも場所を必要とするし、何より本は重い。保管して3年も経つカタログはもう、ほとんど見る事はないだろう。かと言って捨ててしまうのももったいないような・・。どなたかカタログコレクターの人でもいれば、喜んで進呈するのだが(古いVOLCOMのカタログなどもアリ) そう言いつつも、もう置く場所もないため、今年こそは処分してしまおうと思っている。

さてTOPの画像は12/13モデルのCAPITAとVOLCOMのコラボモデル。モデル名はDBX。お客様からお問い合わせがあったため、まだ早いと思いつつもUPしてしまった。
このモデルはDan Brisseのシグネチャーモデルで、残念ながら157のワンサイズオンリー。体格の良いパワフルなハイレベルライダー向けのモデルだと思う。新しく採用された竹を芯材としたコアを使用した、フリーライドFKのロッカーを採用するオールマウンテンモデルだ。グラフィックは12/13のVOLCOM SNOWのカタログと共通したテーマデザインとなっている。
ご希望の方はお早めにご連絡を。

posted by hide at 22:25| スノー系ブランド&アイテム情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月28日

11/12 SMOKIN入荷!

SMOKIN2011.jpg


数はさほど多くはないが、スモーキンが入荷した。
今期は気に入ったグラフィックのモデルが少なく、当初の予定よりも控えめなオーダーとなってしまった。だが、入荷したモデルはどれも、厳選されたもの。改めて手元に届いてみると、ワクワクするほど格好いい。「うん、これはオススメできる」と、自信を深めた次第。

●左/今期からのNEWモデルMAILORDER BRIDE●中/今期からのNEWモデルTHANKS!●右/HOOLIGAN

●MAILORDER BRIDE/フラットキャンバーのオールマウンテンボード。オールマウンテンでもセットパックが0のツインチップであるように、どちらかと言えばバーク寄りのセッティングで、フレックスはスモーキンのオールラウンドモデルの中でも一番柔らかい。日本人の脚力に合った、使い勝手の良い何でもこなせるフリースタイルボードだ。
●THANKS!/この板は昨シーズンのBUCK FERTONの進化版といった感じ。上級ラインのプレミアムフリースタイルのカテゴリーで、ロッカーはフリーライディングに適したダブルキャンバーとなっている。フレックスは柔らかめのミディアム。シンプルなデッキデザインながら、見ザル 言わザル 聞かザル のイラストが印象的で面白い。
●HOOLIGAN/ストリート向けフリースタイルの板。レールやBOXでの使い易さから、CAPITAのフラットキックに相当するD.I.R.T.ロッカーを採用。フレックスはかなり柔らかいソフトフレックスとなっている。

どのモデルも、このブランドの特徴である、リブテック専売特許のマグネトラクションを搭載。どれも昨シーズンモデルより若干軽く仕上がっているように思う。もちろん全て HANDMADE LAKE TAHO USA である。

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2011年09月10日

L1 OUTERWEAR入荷

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L1のスノーウエア類が入荷した。まだ店には届いていないが、来週末には手元に届くのではないかと思う。
L1のオススメと言えば、もちろんスキニーデニムであるが、スキニーデニムの格好良さは改めてここで語るまでもないだろう。では、そのパンツに合わせるジャケットのオススメは?と尋ねられれば、この3モデルを挙げよう。

●ストリートやジブメインに使うなら RAMBLER JACKET。
●寒がりで保温性が欲しいなら DRIFTER JACKET。
●オールラウンドに使うなら VET JACKET

LI-RAMBLER.jpg


RAMBLERは今期流行のシャツスタイルのジャケット。8,000mmの耐水性があり、重要部分にはシームテープも施されており、スノージャケットとしては問題ナシ。100gの中綿が入っているため、シャツスタイルと言っても凍える事は無い。ただし、パウダーガードやリストゲーターなどはついておらず、首からの風雪の進入などを考えると、吹雪や新雪コンディションには不向き。パークなどでのセカンドウエアとして活躍しそうだ。
DRIFTERは200gのフルインサレーションジャケット。そこそこ厚めの中綿入りだ。ダウン程の暖かさは必要ないが、ハイシーズンの使用がメインなので、暖かいジャケットが欲しい人にピッタリ。フードにファーもついており、かなりお洒落かも。
VETは10,000mm耐水圧を誇るシェルタイプのジャケットで、フルシームテープ、フル装備の高性能ジャケット。ハイシーズンから春ボードまで、オールラウンドに使いたい人向け。JON KOOLEYのシグネチャーモデルらしく、スタイリッシュで格好いいジャケットだ。

LI-VET.jpg


思い切った割り切りが、L1の格好良さなんだろう。
確かにスノーウエアとして考えると、ブーツゲーターのないパンツやパウダーガードのないジャケットなど、どうなの?と躊躇する部分はあるだろう。しかし、あえてストリートスタイルにこだわった、その思い切りの良さが、潔くて格好いい。シルエットが崩れる位なら、余計な機能は取っ払っちまえ、的なスタイル至上主義である。そんな細かい事どうでもいいじゃん?と思わせてくれる、ブランドの勢いとカリスマ性を、このウエアは持っていると感じるのだ。

だが機能的な部分も気になる、という人にはHOLDENを勧めしたい。スケートスタイルを取り入れた最近のHOLDENは実に格好良いし、機能的にも悪くない。近いうちHOLDENも入荷してくるだろう。
今期は各ブランドがこぞって、コーチジャケットやフード付きシャツジャケット、スキニーデニムなどのスケートスタイルを取り入れたアイテムを投入している。しかし、スリムスタイルのウエアでは、確実にL1とHOLDENに1日の長がある。ずっとそのコンセプトを守り続けてきたその重みが、この両ブランドにはある。そう簡単に他社が真似できるものでもないだろう。

posted by hide at 19:39| スノー系ブランド&アイテム情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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